光線とイニシエーション(下)
四六版512ページ・ソフトカバー
概要
第一部には「グループ・イニシエーションのための十四の規定」についての解説が述べられています。『イニシエーション』で公表された規定が「志願者の規定」であるのに対して、これらはイニシエートのための規定です。
第二部には、光線とイニシエーションの関係、イニシエートがさらに進化するために行うべきこと、そして大師方が辿る高位の進化の道に関しても述べられています。かなり高度な教えですが、イニシエーション過程の全体像を把握する手助けになるでしょう。目次
第二部──光線とイニシエーション 、第一章・熱誠家とイニシエーションの秘儀[続き](イニシエーションの過程での二重生活/アンターカラナの科学/イニシエーション過程の意味)、第二章・熱誠家と主要イニシエーション(七つの光線とイニシエーションの関係/光線と人類が直面する五つのイニシエーション/様相の光線と高位のイニシエーション/私たちの惑星生命の七つと九つのイニシエーション/イニシエーションの意義)、付録
本書からの引用
「これらの規定は、個人に適用されるにもかかわらず、グループ・イニシエーションに関係している。これらは表面的に思われるようなもの──ありふれた陳腐な言葉と霊的な決まり文句──ではない。これらは、もし従うならば、大きな霊的体験を通して弟子とグループが受けることになるイニシエーションのための規定であり、グループ活動、グループでの取り組み、一致団結した行動を必要とする新しい時代のテクニックを具体的に表わしている。」(上巻45-46ページ)
「今回提供しようとしている教えでは、これまでに考察されなかった問題を取り上げ、イニシエーションという主題を七つの光線の視点から、惑星と個人のセンターに与える効果という視点から、そして受け入れられた熱誠家や弟子の秘教的な訓練という視点から見るよう努めるつもりである。」(上巻403ページ)